1928年創業の、ファミリー経営のシャンパンハウス。現在、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区に自社畑を20ヘクタール所有し、その他ファミリーと信頼関係にある栽培者の85ヘクタールからぶどうを買い付け、生産が行われています。創業以来、全ての情熱はクオリティに注ぐという頑ななポリシーを守り続けています。
ジャン・ノエル・アトン ラインナップ
クラシックレンジ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のテロワールが発揮された「伝統」のクラシックレンジ
ジャン・ノエル・アトン社の所在地・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区の特徴的なぶどう「ピノ・ムニエ」の良さが表れています。それ故、他の有名なシャンパンの生産地区であるランスやコート・ド・ブランとは異なる、広がりのあるフルーティーさも兼ね揃えた味わいに仕立てられています。
また、このレンジではより複雑性と熟成感を強調したプレステージキュヴェを生産しています。
エクストラレンジ
長年の野望が実現した「革新」のエクストラレンジ
他から一線を画し、徹底して品質向上に投資をすることを信条として2007年に生まれたのがこのエクストラレンジです。よりシャルドネのニュアンスを強め、熟成感と複雑さを出しています。オリジナルのボトル、洗練されたエチケットが品質と相まってより一層その独自性が表現されています。
ジャン・ノエル氏の息子・セバスチャン氏の「もう一つ上の壁を越えたい」という長年の野望から開発された自信のレンジです。
ジャン・ノエル・アトン社とは?
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区ダムリー村に位置する、ファミリー経営のシャンパンハウスです。創業は1928年。創業者であるオクターヴ・アトン氏は、創業前は他のシャンパンハウスへぶどうを販売するぶどう栽培家でした。
1914~1918年頃、第一次世界大戦の影響により世の中の経済状況は悪化し、ぶどうの売買価格も下落、多くのぶどう栽培家は厳しい状況下に置かれました。オクターヴ氏もその例外ではありませんでした。そんな中、彼は長年の夢でもあった、自らの手によるシャンパン造りのスタートを決意します。これが「ジャン・ノエル・アトン」社の始まりです。
1975年まではRM(レコルタン・マニプラン)として小規模な生産を行っていましたが、その後生産規模を拡張し、現在ではNM(ネゴシアン・マニプラン)としてヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区に自社畑を20ヘクタール所有し、その他ファミリーと信頼関係にある栽培者の85ヘクタールからぶどうの買付けを行い生産が行われています。
ジャン・ノエル・アトン社のこだわり
「クオリティに全ての情熱を注ぐこと。」これがジャン・ノエル・アトンの守り続けるポリシーです。
1928年にオクターヴ・アトン氏が創業して以来、その伝統はファミリーによって代々受け継がれています。
無理が生じる様な事業拡大は目指しておらず、また生産規模を定めることによりブランドプロモーションはあまり必要ではないと考えており、投資は全てクオリティに注ぐという徹底した哲学を持ちます。
ファミリーが目指しているもの―それは常に高いクオリティレベルとお客様が満足できる価格での提供であり、この頑ななポリシーは今後もファミリーによって継承されてゆきます。
現在3代目のオーナーでありますジャン・ノエル・アトン氏は、ぶどうの栽培から、生産、また早朝に起きてお客様へのデリバリーまで全ての仕事を自ら中心になって行います。その計り知れない彼の情熱があるからこそ今日シャンパーニュ「ジャン・ノエル・アトン」が存在する所以です。
現オーナー ジャン・ノエル・アトン氏