J.J.モルチェ
J.J.Mortier
1889年創業のJ.J.モルチェ社は、当時、ボルドー地方メドック地区の格付特級「シャトー・ラフィット」の管理責任者であり、更にいくつかのぶどう園のオーナーでもあったルイ・モルチェによって設立された歴史ある名門ネゴシアンです。1910年には息子のJ.J.モルチェが事業を継承し、現在は5代目のジェローム・フォジェールが社長を務め、一大銘醸地ボルドーの数多くの有名シャトーワインを中心にフランス全域にわたる数々の有名ワインを厳選し、責任と誇りをもって世界のワインマーケットに送りだすという信頼の歴史を重ねています。
J.J.モルチェ「ボルドーセレクション」
J.J.Mortier
ロピトー・フレール
Ropiteau Freres
1848年に創業、ムルソーを拠点とするブルゴーニュワインの造り手。「造り手で選べ」と言われるブルゴーニュワインの世界において5代にわたって続く名門。特に白ワインが有名で、ロピトー・フレールの名はコート・ド・ボーヌの偉大な白ワインの代名詞とも言われています。
ドメーヌ ナタリー&ジル・フェーヴル
Domaine Nathalie & Gilles Fevre
18世紀からシャブリでぶどう栽培をしてきたフェーヴルファミリー。現オーナーのジルは、妻のナタリーとともに1988年からフェーヴル家の歴史的な優良畑を多数相続することになり、グラン・クリュであるレ・プリューズについては、最大面積所有者となりました。ナタリーは、長年に亘ってシャブリを代表する最良の生産者協同組合「ラ・シャブリジェンヌ」の醸造長を務めていたブルゴーニュ女性醸造家の筆頭格で、ミネラル重視で造るシャブリは、従来では考えられなかったような高い品質に達しています。AOCシャブリはすべてステンレス発酵後さらに6カ月ステンレス熟成を行い、一部の大手ネゴシアンのシャブリとは一線を画した新世代のシャブリ生産者として注目を集めるドメーヌです。
ジャン・ノエル・アトン
Jean Noel Haton
1928年創業の、ファミリー経営のシャンパンハウス。
現在、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区に自社畑を20ヘクタール所有し、その他ファミリーと信頼関係にある栽培者の85ヘクタールからぶどうを買い付け、生産が行われています。
3代目のオーナー、ジャン・ノエル氏は、ぶどうの栽培から、生産、また早朝に起きてお客様へのデリバリーまで全ての仕事を自ら中心になって行い、全ての情熱はクオリティに注ぐという頑ななポリシーを持っています。このポリシーは創業以来守られており、今後もファミリーによって継承されてゆきます。
フォロナリ
FOLONARI
1825年、フランシスコ・フォロナリがヴェネト州ヴァルモニカにぶどう園を設立したことにはじまるフォロナリは、その後、イタリア初の本格的なボトリング施設を建設し、安定した良質のワインを長きにわたり提供してきました。その伝統と確かな生産技術とにより、世界のワイン通から熱い信頼を得ています。
サンティ
Santi
1843年の創業。ヴァルポリチェッラを牽引する生産者のひとつです。伝統製法を守りながらエレガントでフルーティーな味わいのワイン造りを続けています。
テレサ・リッジ
Teresa Rizzi
ヴェネト州産のカジュアルな銘柄です。手軽さと飲みやすさをモットーにしており、イタリア国内外で広く愛され続けています。
ラピタラ
Rapitala
シチリアのテロワールから生み出される味と香りを最大限に表現することを哲学に、1968年の創業以来、情熱を込めたワイン造りを行っています。
ヴィッラ・ベルヴェデーレ
Villa Belvedere
ヴィッラ・ベルヴェデーレとは、ヴェネト州バルドリーノのグルッポ・イタリアーノ・ヴィニ社の建物の名称で、美しい景観とぶどう栽培に適した土地ということで知られています。
コンティ・セリストーリ
CONTI SERRISTORI
キャンティ・クラシコに代表されるトスカーナ州ワインの専門メーカーとして、その名を世界に知られるコンティ・セリストーリ社。伝統を重んじ、ぶとうの厳選からはじまる品質第一主義を貫き、名声を守り続けています。
カ・ビアンカ
CA BIANCA
カ・ビアンカはイタリアのピエモンテ州、アルト・モンフェッラートの丘の上に位置し、約40ヘクタールのぶどう畑を所有するワイナリーです。1950年代初期に設立されて以来、モダンでありダイナミックな造り手を目指しており、新しい消費スタイルにも合わせられるようなワイン造りを実践しています。
コッレ・パーパ
Colle Papa
首都ローマを中心とするラツィオ州は、白ワインが多くつくられており、中でも人気のフラスカティとして評判の高い「コッレ・パーパ ブランド」。ローマの地元ワインとしてのフラスカティの存在を広く世界に知らしめたその功績は、特筆に価するといえます。
ルンガロッティ
LUNGAROTTI
ウンブリア州トルジャーノで1950年創業の家族経営ワイナリー。
地元の名士として知られる一族で、世界中にウンブリアのワインの名を知らしめたとも言われるブランド。現在は創業者であるジョルジュ・ルンガロッティ氏の二人の娘テレーザさん、キアラさんが事業を引き継いでいます。ワイン博物館を所有し、自社ワイン提供の場として五つ星レストランやホテルの経営を行うなど、多角的にワイン食文化に貢献しています。
ボデガス・ファウスティーノ
BODEGAS FAUSTINO
ファウスティーノ社は、1861年にリオハで設立した150年以上の歴史のある家族経営のワイナリーです。DOCaリオハ全体のグラン・レゼルヴァ輸出量でトップクラスを誇り、リオハを代表するワイナリーとして称賛されています。長年の歴史の中で培われた伝統と、現在の技術を織り交ぜた、丁寧なワイン造りを実践し、高品質なワインを造り出しています。
ジュヴェ・カンプス
Juvé Y Camps
1921年に設立されたジュヴェ・カンプス社は、家族経営の高級カヴァメーカーとして世界的に高い評価を得ています。バルセロナの南に位置するワイン産地ペネデス地域に1,100エーカーの自社ぶどう園を所有し、そこで栽培した最良のぶどうのみを厳選して造られるカヴァは、品質保持のために年間生産数量を限定。ぶどうの収穫から最終製造工程にいたるまで、すべて手作業による伝統的製法が真摯に守り続けられています。
ウィリアムズ&ハンバート
WILLIAMS & HUMBERT
1877年、アレクサンダー・ウィリアムズとアーサー・ハンバードによって、アンダルシア地方のヘレス・デ・ラ・フロンテラに設立され、自社シェリーブランドの歴史は1888年の辛口タイプ「パンド」に始まります。その後、1902年には「ドライ・サック」により世界にその名を知らしめ、今日、シェリーマーケットにおける最大のブランドとして、世界100カ国以上に自社生産の優れたシェリーを輸出しています。
ウェンテ
WENTE
1849年、カリフォルニアのゴールドラッシュ時代"フォーティナイナーズ"の一人としてドイツから移住してきたカール・ウェンテ氏により、1883年、ウェンテワイナリーを創業。「アメリカ最古の途切れることのない家族経営ワイナリー」と称され、130年間以上も愛され続けています。
アンガス
Angas
アンガスは1980年の中ごろに、最良の味わいをお求め頂き易い価格で提供する事をコンセプトに生まれました。その品質の普遍性と伝統性によって世界で最も有名なワインのひとつとなっています。
「アンガス」とはバロッサのアンガストンに由来したネーミング。このスパークリングワインに用いられているぶどうは、温暖な気候の南オーストラリア州のリバーランドと冷涼な気候のアデレードヒルズから供給されています。ぶどう畑の場所はワインに良質で芳醇な風味が活かせるぶどうが収穫できる畑を厳選し、栽培を行っています。
ウェイクフィールド
WAKEFIELD
1969年、クレア・ヴァレーのウェイクフィールド川の近くに178haの畑を購入したことに始まり、3世代続く家族経営のもと、ワインづくりを行っています。現在では768haの自社畑を所有し、特にシラーズについての高い評価により、赤ワインの販売量ではオーストラリアにおける家族経営のワイナリーとして最大の規模に成長、世界中に輸出しています。
バビッチ
Babich
1916年、ジョシップ・バビッチによってオークランドに設立されたバビッチ社は、現在も品質優先のワインづくりを変わることなく貫いている家族経営のワイナリーです。各産地にぶどう園を有し、その地の個性が活きる上質のぶどうを用いた丁寧なワインづくりで、世界のワイン通からも高い信頼を得ています。
ビスケルト
VINA BISQUERTT
チリの代表的ワイン生産地ラペル・ヴァレー地方にあるコルチャグァ・ヴァレー地区で、数世代にわたって農業を営んできたビスケルト家。レゼルヴァ以上のワイン造りに注力する品質重視のワイナリーです。これまで300以上の賞を受賞している事が、その品質の高さを証明しています。
ボデガ・ラ・ルラル
BODEGA LA RURAL
イタリア移民のドン・フェリーペ・ルティーニによって1885年に設立された100年以上の歴史を持つワイナリーです。イタリアの伝統的ワイン製法とアルゼンチンの恵まれた気候と大地を基に繁栄し、近年では、ロバート・パーカー氏のワイン・バイヤーズ・ガイドでアルゼンチンの生産者として最高の評価を受けています。