グレンターナーは、スペイサイドにあるグレンマレイ蒸留所で生産されるシングルモルト・ウイスキーです。
*2015年にグレンターナーのブレンデッドモルトは製造中止となり以降、グレン・マレイ蒸留所の原酒のみで生産されているので、当社の「グレンターナー・ポートカスク」及び「12年」は、シングルモルト・ウイスキーとなります。
グレンターナー ラインナップ
グレンマレイ蒸留所
「グレンターナー」は、スペイサイドの中心地、エルギンを流れるロッシー川のほとりにあるグレンマレイ蒸留所で生産されています。グレンマレイ蒸留所の創業は1897年で、元々はビール工場だった建物を改修して誕生しました。1920年には、グレンモーレンジ社(当時はマクドナルド&ミュアー社)による運営が開始され、その後、2008年にフランスのラ・マルティニーク・バーディネット社が買収し、同社のブレンデッド・ウイスキー「ラベル5」の原酒生産蒸留所になると同時に、シングルモルト・ウイスキーの「グレンマレイ」と「グレンターナー」も生産しています。生産能力は570万リットル(2019年時点)で、熟成樽には主にアメリカン・ホワイトオークのバーボン樽を使用しています。グレンマレイ蒸留所のシングルモルトは、スペイ川流域の典型的な味わい(フルーティーでスイート)とは少し異なり、ややドライで、独特の柑橘系のフレーバーを感じられる点が特徴です。