株式会社明治屋（本社：東京都中央区、代表取締役社長：米井　元一）は、京橋二丁目西地区再開発による明治屋京橋ビル改修工事の完了に伴い、2015年8月31日（月）午前9時より京橋ビル（中央区京橋2-2-8：各部署の電話・ファックス共従来通り)での業務を開始、また同9月16日（水）午前10時より明治屋京橋ストアーを新装オープン致します事をお知らせします。

尚、仮移転先である現在の事務所（中央区日本橋茅場町1-8-1茅場町一丁目平和ビル）での業務は8月28日（金）午後5時で終了となります。

このたびの明治屋京橋ビル改修は、当ビルが日本の近代建築史上重要な建物で、中央区の有形文化財に指定されていることから、外壁及び室内の一部を建造当時のままに保存した上で改修を行ったものです。また、京橋二丁目西地区再開発全体の竣工は2016年秋に予定されており、今回の当社ビル竣工はそれに先立つもので、開発計画全体の竣工時には地下2階にレストランが開業し、 地下鉄銀座線京橋駅改札と直結する予定となっております。

【明治屋京橋ビル　概要】

【明治屋京橋ビルの歴史】

・1933年（昭和8年）に建築され、ルネサンス様式の優美な姿が特徴。
・設計者　曾禰中條建築事務所（曾禰達蔵／そね　たつぞうと中條精一郎の共同事務所）
・地下鉄の駅と一体化となって建設された民間建造物としては現存する最古のもの。
・ビル竣工により関東大震災後（1923年（大正12年））八重洲ビルに移転していた本社が京橋ビルへ移転。
・1945年（昭和20年）の東京大空襲では、空襲を受け損害を受けたが建物は無事残った。
・1948年（昭和23年）、OSS（オーバーシーズ・サプライ・ストアー／在日連合国民間人向けストアー）営業。
・1953年（昭和28年）OSS業務終了、明治屋京橋ストアー再開。
・1969年（昭和44年）英国フェアーへ英国王室マーガレット王女と夫君スノードン卿来店。
・2009年（平成21年）近代建築史上重要な建造物であることから中央区の有形文化財に指定。

昭和8年2月竣工時

昭和20年5月(矢印)

昭和23年

平成25年

【明治屋京橋ストアー新装オープン概要】

明治屋京橋ビルの改修に伴い約2年間休業致しておりました「明治屋　京橋ストアー」が、
9月16日（水）午前10時新装オープンとなります。（明治屋ストアーは現在国内外合計28店舗）

取扱商品は、明治屋直輸入の酒類・食品、MYブランドでお馴染みのマイジャム類をはじめ、日常の食卓に彩を添える“デリベイク明治屋”のパン・ハム・ソーセージ類、明治屋ストアー推奨品の数々、ナチュラルチーズ、嗜好品、様々な種類のスパイス・調味料、日配品、和菓子など国内外の逸品、約4,000品目を品揃えしてまいります。

明治屋 京橋ストアーは、「いつも　いちばん　いいものを」の企業理念のもと、お客様にお楽しみ戴きながら、美味しくて安心・安全な食品のお求め戴ける店づくりを目指し、運営して参ります。

（店内イメージ画像）

【特徴ある品揃えについて】

【明治屋130年の足跡とこれからの明治屋】

明治屋は明治18年（1885年）、創業者磯野計が横浜でシップチャンドラー（船舶納入業）として創業以来、「いつも　いちばん　いいものを」をモットーに日本の食文化向上を目指し平成27年をもって創業130周年を迎えることができました。
日本で初めて瓶ビールの全国販売を行いキリンビールの基礎を築き、日本で初めて防腐剤を添加しない瓶入り日本酒（月桂冠）を販売し日本酒の新たな流通形態を構築、明治35年には当時まだ日本に馴染みの薄かった発酵バターである小岩井バターの一手販売開始、更には国内外の良質な食品をより多くのお客様へお届けするため、小売業である明治屋ストアーを展開してまいりました。

現在の明治屋は、創業当時の船舶納入事業、小売業である明治屋ストアーの全国展開、更には創業時から行っている食品や酒類の輸入販売、Myブランドでお馴染みのジャム・缶詰等の製造業で多くのお客様にご愛顧を頂いております。そしてこれからも食品メーカーとして、また食品・酒類輸入者として、また明治屋ストアーを通じ食文化の向上とお客様満足度の向上を目指します。

明治屋ストアー

Myジャム

おいしい缶詰

輸入ワイン

輸入食品

【報道各位へのお知らせ】

明治屋京橋ストアー新装オープンとなります9月16日（水）午前中に、明治屋京橋ビル、明治屋京橋ストアーの内覧会を催す予定に致しております。
内覧会の詳細及びお申込みにつきましては、別途各報道機関様へご案内をさせて頂きますので、何卒、宜しくお願い申し上げます。