1889年創業のJ.J.モルチェ社は、当時、ボルドー地方メドック地区第一級格付「シャトー・ラフィット」の管理責任者であり、更にいくつかのぶどう園のオーナーでもあったルイ・モルチェによって設立された歴史ある名門ネゴシアンです。1989年に明治屋はジェ・ジェ・モルチェ社を買収し、現在は5代目のジェローム・フォジェール氏が社長を務め、ボルドーの数多くの有名シャトーワインをはじめ、フランス全域に亘る数々の素晴らしいワインを厳選して世界各国に提供しています。

■【厳選プティ・シャトーワイン】シャトー・サンオンジュ（Chateau Saintongey）

ガロンヌ河沿いのプルミエールコートドゥボルドー地区に位置しているシャトーです。1993年オーナーのシャルル・ユングファミリーがワインづくりをスタート。現在では年間約15万本製造され、輸出市場やスーパーマーケット市場を中心に販売されています。

1891年にべジョー氏がネゴシアンとしてスタートし、その後ソーヴェストル氏がこれを買収したことが同社の始まりです。長い歴史を生かした伝統的な土壌と植生のバランスを尊重した手法は、ぶどうのポテンシャルを高め、テロワールのベストな表現を追求しています。

ルンガロッティ社は、イタリア ウンブリア州のトルジャーノで1950年に創業された、家族経営のワイナリーで、“世界にウンブリアワインを知らしめたブランド”と、評されています。現在は、創業者ジョルジョ・ルンガロッティの2人の娘が2代目として経営を担っており、ワイン造りはもとより、女性企業家としても高い評価を受けています。

■ブレッザ（Brezza）

ワイン初心者にも楽しんで頂けるよう、親しみやすく爽やかな味わいをコンセプトにしたシリーズです。海でヨットに乗った時に感じられる”そよ風”の味わいを連想してほしいという願いから、イタリア語で“そよ風”を意味する「ブレッザ」と名付けられました。